プラスチック製ゴム

深く考えないでいいんですよ

ここがすごいぞ実写版鋼の錬金術師〜!

ツイッターという世界のハガレン実写版評価、最下層くらいの評価しかないじゃん!?チョット〜〜制作陣〜〜!気にしないでよ悪評なんて!アタシは結構楽しかったしィ〜〜!

てわけで実写版鋼の錬金術師のすごかったとこ、バシバシあげていきたいと思いまーす!!ちなみに私は原作強火担でもなんでもないんで、強火担の人気を悪くしたらごめんネッ!(汗

 

ここがすご〜い!ポイント1!風景めっちゃ凝ってるやーん!
いやーさすがロケ地を海外のロンドン?パリ?なんかそこらへんに設定しただけあって、街並みが超〜〜キレイ!はじまってすーぐに幼い兄弟の日常風景が始まるんですよ、だだっぴろーーい緑広がる美しい草原!そこに一軒こじんまりと佇む小屋のような家!そして大量に干されたシーツ!いや幾ら何でもシーツ5枚くらい干してあったけど3人家族でシーツ多くない?来客でもあったの??まぁそーんな一種の「日本とは違った世界観」ということを印象付けるためのこのワンシーン!そして幼い兄弟初フレームイン!!わーい!ザ・日本のショタ!!!(髪染め)え!?おい!せっかく世界観作りこんでくれたのになんてことするの?こんなスプレーで染めちゃいました!!みたいな髪質になるくらいなら子役別に髪色そのままでも文句言わないよ!!かわいそう!!兄弟役の子役〜〜!よく耐えたねえらいえらい〜〜!!すごいよ〜〜!そんなとこ力入れなくてもいいのに〜〜原作ファンに気を使ってくれたの?ほんとありがとう〜〜💦💦
やたら汽車の走る絵が多いこの作品ですが、めっちゃキレイ〜〜!やっぱ最新技術のドローンとか使ってくれたの?優しい〜〜!緑あふれるこの風景、別に資料映像とかで事足りそうなのにわざわざ撮影してきてくれたんでしょ!?ありがてえ〜〜感謝感謝!あとエドたちが活躍する街並みね!海外の街並みほんっと素敵だよね〜〜最高のロケーション!金かかってるだけあるある〜〜店員さんとか街にいる人たち、みーんな外国の人!みたいな衣装を着た日本人だ〜〜!?こーんな海外ロケーションこだわってくれたのにわざわざ日本からキャスト呼んでくれたの!?!?優しい〜!やっぱね!日本人の顔の方が馴染むしね!!こんな平和そうな街並みに起こるひと騒動、大人になった本作主人公、エドワードエルリック!山田涼介!山田くんはね!すごいよかったよ!演技も良かった!多分何もないであろうところにすごい熱い演技してくれるし!ロンドンの天気いい街並みを駆け抜けながら襲ってくるVFXで合成された円柱?みたいなやつとか謎の生物X(これはおそらく敵と思われる神父が賢者の石と呼ばれるなんでも等価交換の物理法則ある程度無視でどんなものでも好きに作り出せちゃう無敵の魔法の石を使った錬金術で作り出した化け物なんだろうけどそういう説明ないから多分そういう感じ!)(等価交換については、あとでアルフォンスエルリックくんが懇切丁寧に日本人顔した市民に教えてくれるよ〜!優しい〜〜!)と戦うんだよね!キレイな海外の街並み、CG処理でドッカンドッカン壊される〜〜!!これ日本でも撮れることない?ポルトヨーロッパ(和歌山)とかかみね公園(茨城)とかで撮れない?でも違うの〜〜!これをわざわざ海外で撮ってきちゃうあたり、マジでシビれる〜〜!めっちゃすごーい!!

 

 

ここがすご〜い!ポイント2!衣装凝ってるや〜ん!
鋼の錬金術師って作品、錬金術云々の話というよりは1国家の軍部とそれに国家軍所属する一般の錬金術師が軍の上層部がひた隠しにし続ける機密事項を巡るアレコレも見所!って感じなんですけど、だから軍隊とかめちゃくちゃ出てくるんですよね!軍服とかめーっちゃこだわってて、再現度高〜い!主人公の服のコートもめちゃめちゃ完成度高〜い!山田くんの寄せ方もとってもすごいんです!こんなにわざわざ世界観の作り上げに成功してくれてる!!なのになぜ!!なんでエド以外の主要人物ほぼ地のままなの〜〜!?!?ハクロ将軍とかもうただの小日向文世じゃん!?!?むしろ同じ空間にエドワードエルリック・ロイマスタング大佐・リザホークアイ中尉・ハクロ将軍がいるって設定なのに同じ空間にいるの、エドワードエルリック・ディーンフジオカ・リザホークアイ中尉(のコスプレした蓮佛美沙子!)・小日向文世じゃん!!画面上がガチコス勢vs服着てるだけで楽しめるライト層みたいなかんじになってガチコスヒエラルキートップの山田エドが一段と輝いてる!!山田くんかっこいい!!あっでも悪役・ホムンクルスたちの作り込みがすごいんですよ!!エンヴィー本郷奏多とかね!!もうわかるもん!!やってなくてもぴったりってわかる!!まぁちゃんと格好してくれるんですけど!なんかもうこの映画においてキャラクターの格好してくれてる数少ない存在だしもうそれだけで感謝しかないしめっちゃすご〜い!!グラトニー内山信二とかもういや内山信二しか逆にいないわ!?わかる!!目にコンタクト入れてくれてるのかCG処理してくれてるのか知らないけど見た目バッチリよバッチリ!!愛嬌あってめっちゃいい!!あとラスト役松雪泰子さん!!ラストのグラマラスな魅力をぐぐーっと引き出してくれて、適当な若手女優じゃなくてヨカッター!!!画面上に出てくるだけでハワやばい人!殺される〜〜!ってなるから!そんな激ヤバなラストってキャラクターを前に対峙するのが過去に軍内部で賢者の石を研究していたドクターマルコ…っていう位置付けで出てくる國村隼さん!え!めっちゃほんとただの國村隼さん!え!?く、國村隼さん拳銃持って対峙してるけどダメダメダメだって一般人が敵う相手じゃ…うわー!!!刺されたー!!だから言ったじゃん!!!ちょっと誰!?國村隼さんとホムンクルス対峙させた人!!さらに言えばやられた國村隼さん、意識を失ったみたいな演技でアニメみたいなガクッ!って死ぬ(実際はまだ息あったんだけどあっ死んだなって思わせる演技と思う)の何?誰あんな古風のギャグアニメみたいな演技で!って言ったの??私國村隼の演技好きなのにほんと、、ショックうけた、、、死ぬシーンで笑いが起こったくらいには、、、
まあね、まだかわいい!この程度!!國村隼さんがドクターマルコって呼ばれる國村隼でも、ハクロ将軍って呼ばれる小日向文世でも、ロイマスタングらしいディーンフジオカがでてきても、大泉洋の姿形声をしたショーンタッカーが出てきても、リザホークアイのコスプレで拳銃を取り扱う蓮佛美沙子が出てきても、かわいいかわいい!!!だって衣装は完璧だもん!服はちゃんとキャラに沿ってるもん!ただこの映画、大変な穴があるんです…

 


ここがすご〜い!ポイント3!!本田翼役本田翼!
ツイッターで散々ボコボコに言われ続けてる本田翼、何かの手違いでウィンリィって呼ばれてるけどほんとーにすごいんですよ!(爆笑)
いやまず1から100まで超おしゃれすぎて機械鎧オートメイル)とかわかる!?!?使える!?!?って不安になってくる なんかエドと一緒に汽車でお出かけ♡のときなんて雑誌minaあたりで「今日はカレと一足伸ばしたお出かけ♡少し小洒落たトランクと、いつもと違ったコーデで、カレのハートを鷲掴み!ワンピース¥18,000-」みたいな文字が空目できるレベルだった ツイッターでも散々夢小説主人公ってかかれてたけど、マジでそれなんすよ!めっちゃすごい!!ウィンリィロックベル成り代わり主人公原作沿いトリップ夢小説なんですよこの映画!なんかだって私の記憶の中でこんなにウィンリィに出番あったかな?ってくらい随所で出てくるし!とくにまるで血を分かつかのような大掛かりな兄弟喧嘩が始まったときも本田翼が巨大なスパナ(めっちゃ重そうに持つやん)でアルフォンスくんに殴りかかって「馬鹿っ!」って謎のお説教からの兄弟仲直りシーン、その兄弟仲直りシーンでよかった…!みたいに手を組んで泣きそうに微笑んでる本田翼は、本来の原作の流れではあそこで兄弟が決別し違う道を歩みだし、将来的に兄弟で殺しあう未来を知っている夢主が、ァタシが運命を変えなきゃ…!みたいな謎の奮起をして本来いないはずの場所に現れ力技で兄弟の仲を保ち、これがァタシの見たかった未来…!って尊がってるようにしかみえなかったからね!?でちなみに前述したように山田くんエドワードは死ぬほど完成度が高くガチコスヒエラルキーで言う頂点にいるので、もはや山田涼介と本田翼による日本最高峰の夢コス写ならぬ、夢コス映像が観られるんです!!!やばくないですか!?私NARUTO the Lastのこと世界で一番金も時間もかけて作者が周りを巻き込み作り上げたナルヒナの同人誌(映像化済)だと思ってるんですけど、これは多分今後一生出会う事ないであろう世界で一番金も時間もかかった夢コスなんですよ!!!しかも設定がニッチな!!もう一人の幼馴染とかよくある感じじゃなくてよりによってウィンリィロックベル成り代わり原作沿いトリップ夢!!!こんなをもう生きてて拝めることなんてそうそうなくないですか!!??!??

 

総評:結局実写版鋼の錬金術師はおもしろかったのか?

あくまで個人的な感想ですけど、この映画2時間半もあるのに普通に飽きずに流れで観れたから、話の流れだけで言えば(最重要項目)結構出来が良かったんじゃないかな、、?って思います。映像見てわかんなくても、そのうち映画の中でキャストが口で説明してくれるし!(キャッキャ)(ただしものすごい説明口調)初見さんが観ても楽しめるだろうし、私みたいな昔読んでたわ〜って層は多少違和感感じることがあったとしてもなんかこうじゃなかった気はするんだけどこの映画がこう言ってるんだしそうだった気がしてきた……と思わせられる机上の空論を映像の説得力でねじ伏せる力があるからなんか…説得されて帰ってきた…
2時間半もあったのに""このシーンいらなくない?""って思わせるカットが一つもなかったのも飽きずに最後まで観れた要因な気がします。私はあの大ヒットアニメ映画君の名はも10シーンくらい映画観ながら(このシーンいるか?)って思った人種ですが、こういった事一切なく観終えることができたのは、監督かプロデューサーかがいかに己のお気に入りカットやエゴシーンを最小限まで抑えたかが鍵な気がするので、その点で言うとうまいことやったなとは思います。
まぁでも今まで散々言ってきた通り、こちらがいかにハガレン世界観に乗ってきたところで、突然現れる本人役の役者のおかげで現実に引き戻されるので、鋼の錬金術師を心から愛してる人はマジで観に行かない方がいいと思う。
まぁゴミ改悪みたいなストーリーではないから(割と原作沿い)観に行きたいなら止めはしないけど…自己責任でネ!